Search
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
New Entries
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
biography of Picasso
0
    星
    ケーブル・テレビで海外番組、
    「biography of Picasso」を興味深く見ました。

    歴代のモデルでもある恋人たちの「肖像画」と現在。
    時間とはかくも残酷なものであるか…。

    Picassoが男性機能を失ったのは
    84歳の時だったのだそうで…。
    漢方の常識なら8×8=64歳なのに、
    さすがはPicasso.
    でも、Picassoの創作意欲もpassionも
    すべてはそこから派生していたので
    91歳で亡くなるまでの間の作品は精彩に欠け
    また写真も別人のようで…。
    渡邉先生が、
    すっかり老け込んでしまった芸術家たちに八味丸を飲ませて
    文化勲章をとらせてあげた話とoverlapしたりして…。

    Picasso好きのyukizo君と行った
    「箱根彫刻の森美術館・ピカソ館」
    晩年の作品群の
    精彩に欠けていた理由がやっと腑に落ちました。

    Picassoの死の直後から、
    Picassoの近親者、元恋人、妻などに自殺者が相次いだそうで。
    「連れて行かれたんだね。」と、yukizo君。
    あういう方とは、
    お近づきになりたくないね、というのが結論。
    posted by: c-matsufuji | 文化 | 18:44 | - | - | - |
    西原理恵子とユリイカ
    0
      きのこレッド
      西原理恵子はインテリを転がすのが上手いのだそうだ。
      で、今月の「ユリイカ」の特集は西原理恵子!!
      「ユリイカ」なんて買うのは何十年ぶりだろう・・・。(笑)

      カミングアウトすると、
      私は西原理恵子の漫画はたいてい買って読んでいる。
      そんなコアなファンから言うと
      評論より2本の対談の方が断然面白かった。
      西原vsみうらじゅん、
      西原vs大月隆寛。
      (私は所謂「サブカル大好きおばさん」ではありません・・・?!)
      武蔵美大の先輩・後輩で、
      同じサブカル壷に入れられているみうらじゅんとの話。
      南西日本人気質から語る大月との話。

      西原理恵子は岩井志麻子と友達だそうで。
      どちらも土俗的で重厚な猥雑さに溢れているけれど
      どこか突き抜けていてM家ではポイントが高い。
      それに比べ
      倉田 真由美(くらたま)と中村うさぎのコンビの
      なんと浅薄なことか・・・。
      でも世間的にはこちらの方が
      お手軽な安心感があって使いやすいみたいだけれど。

      露悪で下品だけど、
      不思議な清清しさがある西原作品。
      ここに来てくださる真面目な方々には
      たぶん受け付けないかもしれないけれど
      もし立ち読みしてみてくださるのなら
      まずは「ぼくんち」ぐらいから。(笑)


      ○西原理恵子
      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E7%90%86%E6%81%B5%E5%AD%90
      ○ユリイカ
      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%82%AB
      posted by: c-matsufuji | 文化 | 17:28 | - | - | - |
      白洲次郎は格好いいなぁ…。
      0
        ラブ
        白洲次郎は格好いいなぁ…。
        白洲次郎もの(評伝etc.)を読む度にしびれます。

        もう今は知る人も少なくて
        白洲正子の旦那さんみたいな理解しかされてないけど
        いつもprincipleを貫く生き方とか
        漂うNoblesse Obligeの香りとか
        武士道と英国式騎士道の融合したダンディズムとか
        しびれます…。(笑)

        94歳になる仲良しのお爺ちゃんのお客さん。
        お友達が親戚だったので逢った事があるのだとか。
        遠い目をして
        「格好良かったで。」と。
        白洲次郎はもともと兵庫県の武家の出で
        神戸一中から英国へ
        そしてケンブリッジ大学に進んだ人です。

        「principleとは何か?
         白洲自身はこのように言っている。
         『西洋人と付き合うには、すべての言動にprincipleが
          はっきりしている事は、絶対に必要である。
          残念ながら我々日本人の日常は、
          principle不在の言動の連続であるように思われる。』
         国家意思においても、人間関係においても、
         また個人の行き方においてもprincipleが
         必要だと考えていたのが判る。
         白洲はこれを『筋を通す』という日本語に擬していた。
         思想と行動の一貫性だ。
         彼は曲がったことが大嫌いだった。
         日本人によく見られる妥協と慣れ合い、
         駆け引きと権謀術数、面従腹背と自己保身を憎んだ。
         『妥協するならprincipleのある妥協をせよ。』と言った。
         あるインタビューで一番嫌いな人間のタイプは?との問いに
         白洲次郎は一言、
         『嘘をつく奴。』と答えている。」・・・by勢古浩爾

        私は女の身ではありますが、
        かくありたいと思ったりします。

        白洲次郎は日本人で初めてジーパンを履いた人でもあります。(笑)


        http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B4%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E

        posted by: c-matsufuji | 文化 | 18:36 | - | - | - |
        ロバート・キャパ展
        0


          ハート
          昔読んだロバート・キャパの自伝「ちょっとピンぼけ」。
          今でも私の大好きな本の一つです。

          そのロバート・キャパの写真展に行ってきました。
          今回は、ないと言われてきたキャパのカラー写真がメインです。
          たまたま発見されたネガですから
          沢山の写真の中から選りすぐって発表されている白黒写真と比べると
          やはり完成度では見劣りがしました。
          でも、ヘミングウェイの家族との写真も
          これから出撃するイギリス空軍兵士の写真も、
          キャパらしい温かな視線が感じられました。

          キャパがインドシナで地雷を踏んで亡くなったのは40歳の時。
          あまりに有名な、ほろ酔いの彼のポートレイトを前に
          カメラマンにもなりたかった少女は
          胸がちょっぴりきゅんとしました。

          posted by: c-matsufuji | 文化 | 21:00 | - | - | - |