日中医薬研究会・関東支部会員の武鈴子先生が
和食・薬膳の本を出されました。
江戸時代の食育本「和歌食物本草」を
薬膳の視点(陰陽五行論)で読み解いている本です。
本文序文より…
「この本の原本となっているのは、中国の本草書をもとに、
江戸時代初期に著された『和歌食物本草』です。
ここには日常用いる食物の効能や食べ方が、
和歌という形式でリズミカルに詠まれています。
江戸時代の人々は、
食べ物の大切さを日本人になじみやすい和歌というスタイルで語り継ごうとしたのです。
なんと粋で風流なことでしょう。
私は図書館でこの本に出合ったとき、感動と興奮で心震える思いでした。 ― 略 ―
日本の食は、ここ三〇年で激変しました。
一年を通じて同じ食材が店頭に並び、日本にいながら世界各国の料理が味わえます。
生産者と消費者のつながりも失われ、私たちが口にするものが、
どのようにして作られるのか、実感を持って理解することができなくなりました。
食べ物ではなく、もはや工業製品と同じです。
しかし、私たちの体は、すべて食べ物によって育まれています。
髪の毛一本一本も、皮膚や爪を作るものすべて、毎日口にしている食べ物です。
いま一度、食べ物が体の薬であるということを認識しなければならないと思います。
私たちの心と体を育む食。そこに気づくことが真の食育ではないかと私は思います。」
人参は朝夕食し益ぞある
五臓補うものと知るべし・・人参は五臓の働きを活発にして元気づける。
朝夕食べると良い。
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[日販MARCより]
5・7・5のリズムで詠んで身に付く医食同源。
食物の効能や効果的な食べ方を記した江戸時代の食育本「和歌食物本草」から63首を選出し、
薬膳の視点で読み解く。
今の時代にも通じる食養生のヒントが満載。
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[BOOKデータベースより]
5・7・5のリズムで詠んで身につく医食同源。
江戸時代の食育本「和歌食物本草」を薬膳の視点で読み解く。
第1章 薬膳のキホンは陰陽五行理論(なぜ焼き魚に大根おろし?
;すべての食物は五つの味に分かれる;寿司が世界で人気のワケ
;食物の相生・相剋の関係 ほか);
第2章 いろはに食養生かるた―薬膳で読み解く
「和歌食物本草」(いちご;いわし;いか;いも ほか)
;食材と五味五性
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≪家の光協会 1300円+税≫
たけ・りんこ
1937年鹿児島県生まれ。
’70〜’85年柳沢成人病研究所に勤務し、成人病と食生活の臨床研究と指導に従事。
この間の長い経験から《食は薬なり》を実感し食養の研究に入る。
’86年中国医学の一分野としての「薬膳」の研究のため訪中。
薬膳の本拠地四川省成都で薬膳師・孫蓉燦氏に師事、薬膳理論・料理技術を学ぶ。
東洋医学を日中医薬研究会会長・渡辺武薬学博士に師事、日本の気候風土に合った薬膳理論を学ぶ。
現在、(有)東京薬膳研究所主幹、食養研究家、日中医薬研究会会員。
薬膳料理教室運営、健康食品業界コンサルタント、健康食品開発指導などに携わっている。
日本に暮らす私たちに必要なのは、『
和食・薬膳』です。
とても良いご本です。
ぜひ、お読みください。
小さな女の子がいる宅急便のお兄さんに、
「ぽにょ」の結末を聞きました。
人形姫をモチーフにしている、との噂だったので、
あの子も海の泡になっちゃうのか、ちょっと心配で…。
すると、それは大丈夫だそうですが、
映画は全くオモロなかったとのことでした。
お盆休み、松藤は『セックス・アンド・ザ・シティ』に行きそびれました。