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萩・椿まつり2010.02.25 Thursday
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山口県萩市にある小さな火山・笠山。
その先端部にあたる虎ヶ崎灯台周辺には、
10ヘクタールもの広大な敷地に約25000本のヤブ椿のが自生する「笠山椿群生林」がある。
かつて藩政時代には、樹木の伐採や鳥獣の捕獲が禁止されていたため、
笠山全域が原生林のまま雑木に覆われていた。
しかし明治に入りその禁が解かれると大木は用材に、雑木類は薪炭用に伐採されるように。
虎ヶ崎の椿も周囲の雑木と共に切り払われてしまったが、切り株から新たな芽が伸び、
昭和40年まで雑木の中に椿の赤い花が見られる状態が続いた。
昭和45年(1970)、椿研究家の渡邊武薬学博士が萩を訪れた際、
「雑木やつる草を切り除けば、立派な椿林として観光地になる。」と当時の市長に助言。
以来、萩市は雑木の伐採や観光道路の整備に力を注ぎ、
今では全国から多くの観光客が訪れるスポットに。
毎年、椿が見頃を迎えるこの時期には「萩・椿まつり」が開催されるので、ぜひ一度足を運んでください。
≪期間≫2月20日(土)〜3月22日(休)
≪場所≫笠山椿群生林
≪お問い合わせ≫0838-25-3139(萩市観光課)
私達の漢方の師である渡邊武先生は、
椿の研究家でもいらっしゃったので、
椿は日中医薬研究会の会の花でもあります。
10年ほど前、
萩市で開催した日中医薬研究会の全国大会には市長さんも見えられ、
とても歓迎していただきました。
渡邊先生の助言でスタートしたこの笠山椿群生林は、
今や武家屋敷と並ぶ萩市観光の目玉になっています。
異常な温かさであります!!
花粉も黄砂もいっぺんに襲来です。
アレルギーの方はマスクやメガネで防御なさってくださいね。
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星野道夫展 「星のような物語」2008.02.15 Friday
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言葉を失うほどの夕日の赤、
見たこともないほど深く、精霊で満ち溢れた森、
月明かりのなか凍り付いた大河を渡るへら鹿のシルエット……。
星野道夫さんの写真展、
「星のような物語」に行ってきました。
写真展では初めて、 それに何度も泣きそうになりました
生も死も超越した永遠とか、
人間の存在の小ささとか、
言葉ではなく心にダイレクトに響いてきた感じでした。
人の思索も、感情も、知識も、
この圧倒的な大自然の前では、何の意味もなさくて
でも拒絶されるのではなく、
大きな循環の輪に包み込まれるような…。
それまで星野さんのことは、いい白熊の写真を沢山撮った人、
そして白熊に食べられてしまった人、なんて認識でした。
でも星野さんは、
大好きなアラスカの、
この大自然の生命の循環の輪に帰ったんだと思いました。
あの悲惨な出来事があった時、
ごく親しい人達の、悲しいけれど本望だったろう的な発言も、
なんだか理解出来たような気がしました。
2月16日〜17日は日中医薬研究会に出席の為、松藤薬局はお休みです。
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和食薬膳のすすめ2007.01.27 Saturday
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日中医薬研究会・関東支部会員の武鈴子先生が和食・薬膳の本を出されました。
まるでパズルをとくように、和食と薬膳の伝統の知恵がわかる本です。
「旬を食べる=和食薬膳のすすめ」
日本の伝統的な和食は、そもそも多品目をバランスよく摂取できる、素晴らしい食事なのです。
「一日の栄養所要量を満たしているか」
「一日三〇品目摂れているか」などとあえて意識しなくても、日本人にふさわしい食べ物がふさわしい形で、過不足なく取り入れられるように、長い歴史のなかで培われ、受け継がれてきたのです。
1章 和食は薬膳そのもの
2章 春の養生訓
3章 夏の養生訓
4章 土用の養生訓
5章 秋の養生訓
6章 冬の養生訓
7章 四季の一汁三菜
○武鈴子[タケリンコ]
1937年、鹿児島県生まれ。
65〜85年まで柳澤成人病研究所に勤務し成人病と食生活の研究と指導に従事する。
この経験から「食は薬なり」を実感し、食養の研究を始める。
86年に薬膳研究のために訪中。
四川省成都にて薬膳師・孫蓉燦氏に師事し、薬膳理論、料理技術を学ぶ。
併行して東洋医学を日中医薬研究会会長・渡辺武博士に師事。
日本の気候風土に合った薬膳理論を学ぶ。
現在、東京薬膳研究所代表。
食養研究家として講演、薬膳料理教室運営、健康食品開発などに携わっている。
家の光協会 (2007-01-01出版) 1375円
お隣韓国では、今年は「豚年」なのだそうです。
しかも60年に一度の「金の豚年」。
この年生まれは、一生お金に困らないのだとか…。
なので、ちょっとしたベビー・ブームとか。
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日中医薬研究会・関西支部のブログ2006.08.15 Tuesday
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私の所属する日中医薬研究会・関西支部のブログです。
製作はウチのyukizo君で、表の管理人は私です。
私の師匠、渡邉先生のご講義のユーチュブとか
三養茶で手術をしなくて済んだワンコの話とか盛り沢山です。(自画自賛!!)
見て頂けましたら幸いです。
日中医薬研究会・関西支部のブログ
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三養茶がMAQUIAに載りました。2006.07.22 Saturday
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美しくなる事は人生を変えるというコンセプトの雑誌
「MAQUIA」(集英社刊)に三養茶が載りました。
美人の輪というページの樋之内さんという
芦屋でエステサロンを経営している方のお勧めです。
「試し尽くして今愛用しているのはコレ」だそうです。
皆さんも是非。
「MAQUIA」って、
でてるの君島十和子サンですね。(笑)
私としては笑えて潔いから、あの「ニキータ」の方が好きかな。
『あなたに必要なのは若さではなくテクニック』
艶女(アデージョ)!!
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幻の花 「ブルーポピー」2006.05.26 Friday
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NHKの秘境番組で、
4000メートル超のヒマラヤ山腹にだけ咲くという
「青いケシ」の美しさに感動したのは数年前。
過酷な自然状況ゆえ、開花も数年に一度の幻の花と。
番組はそれで終わっていたのに、
実際にはずいぶん以前からイギリスでしっかり栽培されていたのだそうで…。
昨日きた新聞のチラシによれば
我が家の裏山「六甲高山植物圓」にもしっかり咲いているとのこと…。
ヒマラヤまで行かなくてもよくなった訳だけれど、ちよっと複雑。
検索をかけたら、日本中の植物園の目玉でした。(笑)
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『病気にならない生き方』2006.05.09 Tuesday
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内視鏡のオーソリティーである新谷弘実というアメリカ在住のドクターの本。
「ミラクル・エンザイム」が寿命を決めるとい副題が付いています。
「ミラクル・エンザイム」というのは、この新谷医師の造語で、
人間の生命活動を担っている5000以上の「ボディ・エンザイム(体内酵素)」の原型になるエンザイムの事。
ミラクル・エンザイムを補う食事をして
ミラクル・エンザイムを浪費しない食生活を身に付けることが
胃相・腸相を良くし、それが病気にならない生き方だと説いています。
ドクターになって45年間一度も病気もせずに
30万人以上の患者を診たという爺ちゃんの言葉は説得力があります。
でもアメリカ在住である事、彼が実証である事から
果物・水を多く摂取することを勧めているのは
素直には頷けませんでしたが、それ以外はなかなかに面白い本でした。
ちょっとお勧めです。
連休は読書三昧でした。
今日、今年初めて蚊に喰われました。
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