タバコと男性ホルモンの関係
2006.12.25 Monday

酒は百薬の長とも呼ばれ、赤ワインに心臓疾患を予防するポリフェノールが見つかるなど、ほどほどであれば体に良いとされる。
タバコも実は何か良いところがあるんじゃないか、日に1本なら健康に良い、とかそういった研究はないのかと探してみたが、どの医師も諸悪の根源とみなしている。
東北大学が喫煙・飲酒と食道がんの因果関係を調べるため、宮城県の約2万7,000人を対象に行った調査では、喫煙者が食道がんに罹る率は非喫煙者の約5倍という結果だった。
厚労省研究班の調査では、虚血性心疾患の発症が喫煙者は非喫煙者の男性2.9倍・女性3.1倍という結果が出ている。
WHOが11月27日に発表した2030年までの世界の死因予想では、心筋梗塞・脳卒中・エイズが3大死因になると発表、さらにタバコが原因とされる肺がん・慢性閉塞性肺疾患による死者は、現在の540万人から15年に640万人、30年には830万人まで増加するという。
640万人は死因の約10%に相当する。
10人に1人がタバコが原因で死ぬというわけだ。
タバコの煙の中にダイオキシン状の毒性物質が含まれていることもわかった。
ダイオキシンはたんぱく質と結合し、がんや免疫異常を引き起こす。
ベトナムで使われた枯葉剤の影響は周知だろうが、タバコの煙には同様のリスクが伴うわけだ。
喫煙者と同じ場所にいることで、タバコの煙を吸い込んでしまう受動喫煙の害悪がいわれるが、ゆえのないことではない。
タバコは男性ホルモンを増加させる。
アメリカの調査では、喫煙者の男性ホルモンが非喫煙者に比べ、10〜30%高いことがわかっている。
男性ホルモンが多ければ、アクティブに動くことができ、これが唯一、タバコのメリットといえばメリットだが(?)、男性ホルモンが多ければ弊害もある。
髪が薄くなりやすくなるのだ。
薄毛と元気のどちらを取るのか、微妙な問題だ。 <毎日新聞>

この話を読んだyukizo君
「煙草の害がこれだけ言われているのに、
あえて吸いつづけている人って、
変な男気のある人だから
男性ホルモン値も高いんじゃないの?」
むむむ、確かに…。
